私は茨城県水戸市で4300ｇの巨大児で産まれました。
あまりに太っていた為に産まれた時から首が据わっていたみたいです。

そんな巨大児なかなかお目にかからないと病院の看護師さん達が大勢見に来たとのこと・・・
その後、小学校の低学年まで水戸で育ち、父の仕事の関係で埼玉県さいたま市（旧浦和市）に引っ越しました。

小学校は水戸→さいたま市→さいたま市と計３校の小学校に通いました。
中学・高校とそのまま埼玉県の学校に通いました。

高校はほぼ勉強はせずに部活で柔道に明け暮れていました。
3年生の時、進路はどうするかな〜、みな大学進学と言ってるしそうするかな〜と適当に考えていました。
が、ある時高校の専門学校説明会で鍼灸学校という聞いたことのないジャンルの学校の説明があるという事が目に入りました。

それまで皆と同じでなんとなく大学行くかな〜、という感じだったのが、瞬間的に「俺の道はこれだ！」と感じました。
というのも、私の母は私が小学生の時に糖尿病を患い、幼ながらに現代医学では糖尿病は治らない・・・ということを知っていたので、東洋医学ならなんとかなるのか⁉︎という期待もありました。

また私は幼少期から漫画が大好きで、北斗の拳のトキというキャラクターが脳裏に浮かび、鍼灸学校に行って「オレもこうなるぞ！」と決意しました。

高校卒業後18歳の時に鍼灸学校に入学し、3年間東洋医学と西洋医学をみっちり学んだあと、21歳で鍼灸師の国家資格を取得しました。

その後14年間に3つの病院をまわりました。
整形外科・循環器内科・街のなんでも診るクリニック。
そこで鍼灸の経験をドンドン積み、技術を磨いてきました。

様々な鍼灸の流派の勉強会に行きましたが、その中で効果があった鍼灸を今でも使っています。
そのうちの一つが手の鍼「高麗手指鍼」です。

その高麗手指鍼を武器に2011年東京の吉祥寺近辺で鍼灸・整体かんなり治療院を開業しました。
現在も鍼灸治療が私の軸になっていますが、鍼灸だけでは限界があるということも学びました。

そこから東洋医学の理念を持つ手技療法を探し始め、現在私が行なっている手技療法の師匠に出会いました。

当院で行う整体は【真体療術】という整体技術をベースに、様々な技術を学んできて本当に効果のあった技術を組み合わせているものです。

真体療術は古くから九州・鹿児島（薩摩藩）に伝わる操法の「山本操法」をベースに、宮崎の私の師匠が試行錯誤しながら編み出した整体術で、軽い刺激で身体を良い状態に持っていく不思議な整体術です。

他に神経の流れを整える【神経整体】、筋膜の癒着をとり関節の機能を正常化させる【六層連動操法】
を用いていきます。

18歳でこの業界に入ってから休むことなく磨き続けている技術。鍼灸の技術も様々な流派を学びました。
現在は手に鍼をする事で、脳から全身を調整できる「高麗手指鍼」。

体のコリを徹底的に取り去ることで心身を最適化していく「ルート治療」。

この２つが主に使っている鍼灸術です。
高麗手指鍼はやってはいけない病態（禁忌疾患）も少なく、体の内部に働きかける作用が強いため、内臓疾患や自律神経疾患、頚椎疾患などに主に使われます。
体のコリを徹底的に取り去るルート治療はたくさんの太めの鍼を打つことで身体に流れる電氣の流れを整えたり、筋肉の痛み・不具合を正常化していきます。

元々は東京で鍼灸・整体院を開業していましたが、子供の成長とともに東京ではなくどこか地方に移住したいという気持ちが強くなってきました。

子供が小学校に上がる前に・・・という考えもあり、2017年4月に福岡に移住。
その年の7月にここ福岡市中央区でかんなり治療院を移転することができました。

福岡は食べ物が本当に美味しいので、移住して6年（2023年現在）で体重が6キロ増えました（笑）

現在の日本は、10年、20年前にはみられなかった様な慢性的な痛み不具合症状の方がドンドン増えています。

とても複雑な病態を示している方々が多く、私も含め医療従事者の頭を悩ませているのが実情です。

そして、そんな複雑な症状に囚われて、自分自身の人生を楽しめていない方々がとても多くなっています。

当院では、症状を良くして行くのはもちろんですが、クライアント様自身が主体性を持ち、自分自身の人生の主導権を取り戻して人生を楽しみ、充実した時間を過ごせるよう全力でサポートしていきます。

是非、ここまで当院のサイトを見ていただいたあなたにお会いできるのを楽しみにしています。