頚椎症で半年以上ずっと続いている手の痺れと首の痛み
こんにちは、鍼灸かんなり治療院の神成です。
当院で鍼治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は頚椎症です。
■来院された方:福岡市在住・20代・男性・会社員(Tシャツ製作)
■主な症状:首の痛み、左の腕〜手にかけての痺れ
来院までの経緯
7、8ヶ月前より左の腕〜手にかけて常に痺れがあTた。
最近症状がよりきつくなり始め、左足にもしびれるような違和感がではじめた。
整形外科の診断では、頚椎症・ストレートネック。
首を動かすことができず、頑張って動かそうとしても可動域が少ない。
頚椎の回旋・前後屈ともに動きが悪いが、特に前後屈で痛みも出るので動かすことができない。
朝の起床時に右の肩甲骨に強い痛み。
仰向けで寝ていると左手の薬指と小指の痺れが強くなる。
症状が強くなる前までは週2回くらいバスケをしていたが、
首が動かせないため、現在はお休みしている。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩み
- 常にある首の痛み
- 常にある左腕〜手の痺れ
- 顔を上下に動かせない
- 朝起きた時に左肩、肩甲骨に強い痛み
- 仰向けに寝ると痺れが強くなるのでできない
- バスケができない
初回来院時の体の状態
- 骨盤の高さ、体の捻じれ++
- 首の動き制限 左回旋+ 左側屈+ 屈曲++ 伸展+++
- ストレートネック
- 内臓の反応陽性 肝臓+ 腎臓+ 心臓+
- 左肩が前にでいていて体が捻じれている。
施術経過
■1回目 はり整体50コース
【施術】
◆整体
一発調整・体のねじれをとるサンシハン調整・骨盤捻転調整〜体のねじれがほぼ80%ほど改善。
この時点で頚椎の可動域もかなり改善。
痺れ変化なし。
肝臓・腎臓・心臓の調整
頚椎の調整〜この時点でなんとなく痺れが弱まった感じとのこと。
◆鍼
横向け)
10番鍼にて首〜肩〜肩甲骨内側のルートに刺鍼(正ルート)
首の横から〜前 胸鎖乳突筋・斜角筋に刺鍼(裏ルート)
最後に座位にて肩甲骨の位置調整のため、烏口突起の調整。
■2回目 4日後
手のしびれる部位が示指に変わった。
前回と同様施術。
■3回目 4日後
腕のしびれほぼなし。
初診がの症状の強さが10だとしたら、現在の症状は2くらいに減っているとのこと。
■4回目 7日後
腕のしびれは完全になし。
ただ、仕事をすると、
「首こり」から肩甲骨に内側に強いこりを感じるとのこと。
左脇のルートに刺鍼(正ルート)、左の烏口突起念入りに行う。
■5回目 7日後
症状限りなく0。
治療終了後は症状完全0に。
今回で終了とする。
この方にいただいた感想
なし
院長から
Tシャツの制作をするという姿勢が、体を前傾させて行うので首に負担がかかっていてしまった様である。
年齢も若かったせいか回復が早かったが、やはり1番の改善のポイントは通院ペースだった。ルート治療をする場合最短でも4日後の来院となるが、4日間隔での施術を最初の3回で行えたのが大きかった。
主に利き腕(左)脇のコリのルート、肩甲骨(烏口突起)の調整が直接的に痺れをとる有効な調整だった。
バスケなど、首に振動による負担を与えるスポーツを控えていたのも、
早めに良くなった要因であると考えられる。
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