糖尿病・ホルモン剤を使っている方のバネ指
こんにちは、鍼灸かんなり治療院の神成です。
当院で鍼治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回はばね指です。
■来院された方:福岡市在住・50代・男性・会社員
■主な症状:右手の薬指と小指が曲がったままで伸びない。
曲げてから無理やり伸ばすと、指に激痛が走る。
来院までの経緯
1年ほど前から指の動きに違和感あり。
半年ほど前から痛みが出てくる。
日にち薬でなんとかなるかと思ったが、日に日に痛みが強くなるし指の動きも悪くなる。
ここ2・3ヶ月は指を曲げ切ると伸びなくなってしまった。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩み
- 右手薬指と小指の痛み
- 薬指・小指ともに曲げ切ると引っ掛かり伸びなくなる
- 引っ掛かり伸びない指を無理やり戻すととても痛い
- 首肩のコリが強い
- 手術したくない
初回来院時の体の状態
- 円背(猫背の強い感じ)++
- 首頚椎・胸椎可動性とても悪い
- 筋肉が相当硬く、タイヤのゴムのよう
- 糖尿病・前立腺癌あり
- 現在ホルモン投薬中
- a1cの数値は7を超えている
施術経過
■1回目
【施術】
◆整体
体全体の捻れの調整。
肝臓の調整・膵臓の調整。
頚椎の調整。
肘・手首・手の骨の調整。
バネ指の腱の調整。
鍼により肝臓と膵臓・脾臓の経絡に対しての調整。
手・指のルートに鍼。
指の動き、ほぼ変化せず。
■5回目 大体週1回ペース
前回と同様施術。
週1回ペースで施術をしているが、前回くらいからようやく施術をすると動きが回復してくるように。
しかし、1週あけてから来院すると、
再び同じ状況になる。
■11回目
歪みに対する調整をほぼ同じ。
内臓に対する処置を経穴を変えながら調整している。
メチレーション問題や脳の調整も少しずつ加えていく。
施術中に指の可動域が回復するのも早くなってきた。
■13回目
指の痛みはだいぶ減っている。
朝方曲がったまま固まっていたのが4割減くらい。
薄皮を剥がすように改善している感じ。
治療継続中
この方にいただいた感想
なし
院長から
糖尿病とホルモン療法の二つの壁が大きいと痛感する症例。
それでも真面目に週1回ペースで来院されるので、当院の患者の中ではかなり変化の遅い方ではあるが、
少しずつ改善していっている。
治療継続中であるが、今後も内臓の調整は必須である。
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◆あるケアマネージャーのバネ指