部活動を頑張っているある高校生の過敏性腸症候群
こんにちは、鍼灸かんなり治療院の神成です。
当院で鍼治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、部活で運動を頑張っている高校生の過敏性腸症候群の症例です。
■来院された方:佐賀在住・10代・男性・学生
■主な症状:食後の腹痛・下痢
来院までの経緯
特にきっかけは思い当たらないが、2ヶ月ほど前より食後に腹痛・下痢をする様になる。
高校生で部活でハンドボールをしている。
病院よりイリボー・整腸剤を処方されるも改善せず。
現在は漢方薬を処方されているが、それだけで改善するか疑問もあり他の方法での改善を探していたらWEBで当院を見つけ来院。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩み
- 食後の腹痛と下痢
初回来院時の体の状態
- 腹部の筋肉(腹直筋)の過緊張〜腹皮拘急
- 腰部の前弯強い
- 臀部の筋肉の過緊張
鍼灸師としての診断
当院に来院される過敏性腸症候群・IBSの患者さんは繊細で内向的・あまり身体を動かすのを好まない人が多く、心理的なことが原因になっていることも多い。
が、この患者さんは部活で激しく身体を動かしているかなりの体育会系である。
また、カウンセリングのやり取りもはっきり受け答え・コミュニケーションが出来て心理的な側面は少ないと判断。
腹診をすると、部活で運動をしているということもあるが、腹部の筋肉(腹直筋)の凝りがかなり強く硬い。
この所見は常に精神的緊張から起こるものが多く、IBSの患者には多い。
が、筋トレもかなりしているということで、運動からの腹部の凝りが強いと推測。
また、腰部臀部の凝りもかなりのものである。
以上の所見から心理的要素は少なく、腹部・腰部臀部の凝りによる過敏性腸症候群と判断。
施術経過
■1回目 スタンダードコース
【施術方針】
シンプルに腹部のコリを取ることを中心に、腰部臀部の凝りもとっていく。
◆鍼
刺さない鍼(テイシン)で土台の調整をした後に、
症状に対しての鍼。
ルート鍼にて腹部のコリに対しての鍼〜直径0.34の鍼にて

ルート鍼に腰・臀部のコリに対しての鍼〜同上
腹部の過緊張もかなり強いが、臀部の中臀筋のコリがとても強い。
中臀筋のコリを取るために多鍼。

■2回目 5日後
症状半分くらいに
同様処置
■3回目 5日後
食後の下痢・腹痛良い
同様施術
■4回目 6日後
症状かなり引いている。
8割ほど症状改善。
■5回目 8日後
症状ほぼなし
同様処置 今回で終了。症状再発したらすぐ来院するように伝える。
この方にいただいた感想
なし
院長から

過敏性腸症候群は心理面の問題も多くあることが多い。
この患者は、肉体面のコリが主な原因だったため早期の改善がみられたと考えられる。
