頚椎神経根症と診断されたある獣医師のしびれ治療
こんにちは、鍼灸かんなり治療院の神成です。
当院で鍼・整体治療を受けられて良くなられた方をご紹介する症例ブログ、今回は頚椎神経根症です。
■来院された方:福岡市在住・40代・男性
■主な症状:右肩〜上腕・前腕・指先にかけて強い痺れと痛み。
来院までの経緯
半年前より右肩の痛み(肩甲骨内縁)〜指先にしびれが出ていた。
自分でストレッチをするとしびれが軽減していたので、そのまま過ごしていた。
来院1ヶ月前より症状が強くなり、整形外科を受診。「頚椎症性神経根症」と診断される。その後、近所の整形外科・接骨院・鍼灸院などで治療を受けるが、
改善しないため来院。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩み
- 常にある右肩甲骨から腕にかけての、うずくような痛み
- 常にある右肩からから指先にかけての強い痺れ
- 腕を上に上げておきたい(三角巾で腕をサポートしたい)
- 仕事で動物の診察がつらい
- デスクワークをしていると肩から腕の痺れが強くなる。
初回来院時の体の状態
- 頚椎の可動性 右回旋・右側屈で痛み痺れ+++
- 上肢を許状すると痺れと痛みが和らぐ
- 握力低下・右上肢の腱反射減弱
- 仰向けで寝るのがキツイ
■1回目
【施術】
鍼への恐怖感から整体による施術のみ
●整体
一発調整・オウダ サンシハン リモコン
体幹のねじれ歪みをとる調整と、頚椎のねじれ歪みを取る調整を行う。
頚椎の調整を、頚椎の角度を修正しながら微量の刺激で調整。
右手の母指・示指のしびれ10→4
次に座位にて肩こりのパターンを調べて、その調整。
肩甲骨の烏口突起の調整。
肩・肩甲骨の痛み・違和感10→3
●週2回のペースで来てもらうよう伝える
■2回目 9日後
初めよりかなり症状が改善10→3・4くらい
が、まだ、しびれと肩の痛みあり。
前回同様調整。
施術中の話でお酒がだいぶ好きとの事。
肝臓の反応を見ると++、かなり疲労している。
肝臓の調整追加。
その場では痺れ痛み取れて0になる。
■3回目 5日後
痺れ・痛みはない。
なんとなく肩甲骨〜脇にかけて違和感がある。
前回同様調整。
■4回目 7日後
症状なし。
症状はないが、重箱の隅をつつくような検査で調整すべき部位があったので施術。
終了とする。
院長から
病院では頚椎症性神経根症と診断されていたが、実際のところはそうではなかった。
神経根部の問題が0ということはないが、実際に症状を強く引き起こしているのは、右の肋骨下垂、右肩甲骨変位からくる肩周辺のコリだった。
肋骨、肩甲骨の問題には肝臓も関係していたため、肝臓調整を加えて、
少ない回数で改善できた。
問題の深さがそこまでではなかったので、鍼をせず対応できた。
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◆秋から続く朝のダルさと頭痛と発熱のある起立性調節障害の女子中学生